木工作品を塗装する時に【ニス】がよく使われますね。
子供の頃工作で使ったことがある人もいると思います。水性なら臭いも少なく乾燥も早いのでDIYでは使いやすいので自分も使っています。
今はホームセンターや100均に沢山塗料があり、【水性ニス】と【水性ウレタンニス】は名前が似ているのでどちらを使えばよいか悩む人もいると思います。
水性ニスと水性ウレタンニスの違い
一言でいうと
【水性ニス】→飾る物(フォトフレーム、小物入れなどインテリア雑貨)
【水性ウレタンニス】→使う物(テーブル、イスなどの家具)
水性ニスはアクリル樹脂樹脂で出来ていて、乾いて硬化した後も少し柔らかい感じが残り強く押さえたりすると傷が付きやすいので、テーブルなどの家具には不向きです。
水性ウレタンニスはウレタン樹脂で出来ている為、乾くと硬い膜が形成されるので家具などの耐久性の求められるものに使われます。
乾燥時間も水性ニスが60分、水性ウレタンニスが90分と違いがあります。
塗料の値段も水性ウレタンニスの方が高いです。
水溶性ニス
さらに名前が似てますが【水溶性ニス】というのもあります。
水性ニス、水性ウレタンニスは両方とも乾いて硬化したら水で拭いても取れることはありません。
つまり両方とも防水効果があります。
それに対して【水溶性ニス】は乾いて硬化した後も水に触れると柔らかくなり溶けてしまいます。
『えっじゃあどこで使うの?』って話ですが、水彩絵の具などで着色された紙粘土や紙に使います。
水性ニスだと絵の具がにじんでしまうんですが、【水溶性ニス】だと絵の具がにじまず塗ることができます。
まとめ
自分は水性ウレタンニスをよく使いますが、乾燥時間・塗料の値段も違うので塗る物によって使いわければ、効率的・経済的にもいいと思います。
水性ウレタンニスよりも耐久性に優れているのは油性ニスですが、臭いもきつく後片付けも水性より大変になります。
作業環境が整っていれば油性でもいいと思いますが、手軽に出来るのは水性なのでよく使っちゃいますね。
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